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恋の病で死ねるのならば



毎日こんなにどきどき生きているのも、わくわくして生きているのはあなたがいるからであって、あなたじゃないと意味がないことで。
ちょっとの間でも逢えないと切なくなるなんてわたしはよっぽどやばい病にかかったのでしょうか。思うだけでハートがありえないくらいに震えて毎回死ぬんじゃないかと思ってしまって思考回路なんてすぐにとまってしまいます。




「銀ちゃーん」

「なまえ!ちゃんなあにー」





あなたは知らないでしょう、わたしが名前を呼ぶたびにどきどきしているなんて。名前を呼ばれるたびにどきどきしているなんて。あなたがわたしの耳元で囁くたびに心臓が破裂しそうで。





「なんか…近いんですけど」

「そんなことないんだけど」

「そんなことあるんだけど」





近いです。近いですよ、銀ちゃん。あなたのこと直視もできないわたしなのにこんなに近くにいられたら、わたしまじで死んでしまいますよ。






「なまえ!ちゃーん」

「な、なに」

「なんでこっち向かねェの?」





向けるわけないでしょうがァァァァァ!そんなもし目とか合ってしまったらもう動悸も激しくなりますよ、確実に死にます死にますてゆうか死んできます。





「なまえ!ー」

「……」

「なまえ!ー」

「……」

「向かないとちゅーすっぞー」

「はあ!?」










ちゅ





あ、思わず向いてしまった。てゆうか、え、なに、今、なに。なに。あ、死んできますねわたし。





恋の病で死ねるのならば
すきなひとが傍にいる幸せ




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(ぷぷチャ提出)

まえつぎ

あきゅろす。
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