小説 フェアリー隊 2 1日目 シュミレーションでの練習と聞いていたが、とてもハードなものだった。 Gこそ感じないものの、ランダムで悪条件を発生させてくるので一時も神経を休めることは無かった。 2日目 この日は単に自分の搭乗機の確認だった。 F/A-18Eの機器をチェックしたり、通信のチェック、フェアリー独特(空中空母独特と言うべきかな)の後方支援の方法等を教わった。 3日目 とうとう本番 先ずはヴァンシーから これは正直、簡単だった。 午後からワイバーンを発進させてそこからの出撃訓練をした。 フットペダルを慎重に使い、着艦口に… スロットルを下として飛行可能のギリギリ速度 滑り込むように着艦口へ… なんとか成功した… 隊長は「よくやった」って褒めて下さった。 けれど、実戦はこれから。 隊長は明日にでもヴァンシーを離れてワイバーンでの哨戒任務にかかると言っていた。 隊長は今日中に買い物を済ますておけっと言って夕方には解散。 ヴァンシー内のちょっとしたショッピングモールまで案内して下さった。 結局、わたしはあまり物は買わなかった 明日からの哨戒任務 隊長は敵については教えてもらえてない。 どんな敵機と戦うのだろうか? 少し…心配になってきた… 04/28/22:58 江口 沙織 [*前へ][次へ#] [戻る] |