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小説 フェアリー隊


ダリス島航空基地
 ブリーフィングルーム

室内のスクリーンにはフェアリーのエンブレムが映し出されている。

部屋に居るものは配布された冊子に目を通しながら、説明を待っていた。

「遅れてすまない!」

慌ただしく入ってきたのは重盛だった。
後ろには一ノ瀬が付いている。

中央の壇上に着き、話始めた

「みんなおはよう。
まず、先日の戦闘から話そう。
スクリーンを見てくれ!」

写し出されたのはあの新型機だった。

「敵は国際テロ組織…元言いスワロウ隊と見て間違いないだろう。
今回は新型を出してきた。
この機体は多弾頭ミサイルを搭載し、バワー、機動力共に驚異的な数値を叩き出した。」

その機体は記憶深く刻み込まれた、あの機体だった。
重盛の機体を大破寸前まで追いやったあの機体…

「弱点らしい弱点も見当たらない。唯一有るのは…」
少しの間

あんな機体に弱点などあるのだろうか…

「有人機であることだ。」

室内がざわめく

(有人機であることが弱点…?)

その言葉が意味するのは自分達、戦闘機乗りも同じ弱点があると言われているのと同じだ。

っと、フレイだけは笑っていた。






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あきゅろす。
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