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小説 フェアリー隊


「すごい数ですね…」

由貴の言う通り目の前の光景も、そしてレーダーにも無数の細かい点が映し出されていた

「ああ…こちらスコール、ヴァンシーメインコントロール、聞こえるか?」
『こちらヴァンシーメインコントロール、聞こえてるわよ
まったく、遅いんだから…』

ヴァンシーがこうして返事してくるのはAIが積んであるからである
ちなみに余談だが、ヴァンシーWは女性
Vには男性の声である

「…悪かったな 取り合えずハエを叩くから、そっちも頼むよ。“無人”なんだから」

アフターバーナー全開

「各機着いてこいよ」
『ジェッツ了解。』
『ブーメラン了解。』
「ワイバーンは後方援護を!」
『…了解……』
「行くぞ」


敵は…
黒く怪しげな…そして不気味な“形”だ

ダダダ

短く機銃を発射
…当たらない

「早いぞ、注意しろ」
『了解。』


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あきゅろす。
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