MACROSS-A.D.2048- 3ページ 「彼女のオペレーターとしての実力は俺が保証する。何かと迷惑を掛けるかも知れんが、そこは許してやってくれ。何か質問は?」 ドルチェフは辺りを見回すが、特に誰も手を挙げる様子はなかった。 「よし、以上でブリーフィングは終了だ。各自トレーニングするなり、飯なり食ってこい」 ブリーフィングが終わり、パイロット達はブリーフィングルームを後にする。 「なんだ、あの暗くて辛気くせぇ女」 ブリーフィングルームからの帰路、タクヤはラナの印象に文句を垂れる。 「タクヤ、そんな事は言わない方が良いよ」 タクヤの愚痴にエスターは苦言を入れる。 「じゃあ、エスターはどう思うよ?」 「え?うーん・・・まあ、大人しい感じかな?」 タクヤの問い掛けにエスターは無難に応える。 「まあ、お前ら似たり寄ったりだしな」 ラナもエスターもぱっと見は大人しいので、雰囲気的にも似ていたので、タクヤはエスターに聞こえないように皮肉を呟く。 [*前へ][次へ#] [戻る] |