MACROSS-A.D.2048- 2ページ 「おっさんとマリア、誰と話してんだ?」 「見かけない人だね」 タクヤの言葉にエスターも一緒に覗く。 「うーん・・・顔はなかなかイケるんだが、何か冷たい感じだなぁ」 ラナを見たレオンは第一印象を呟く。 「レオンさんも、そう思う?」 「ああ。俺は、ああいう女とは、お近づきにはなりたくないな」 ラナを見たタクヤとレオンは意見が一致したのか、お互いに顔を合わせて頷く。 その日の午後、急遽ブリーフィングが開かれる事となり、パイロット達はブリーフィングルームへと集まる。 「本日より我が隊に配属になった、ラナ・ルピナス少尉だ」 ドルチェフの紹介を受け、ラナは一礼する。 「ラナ・ルピナスです。よろしくお願いします」 ラナは淡々と挨拶をし、挨拶が終わると周りからは、まばらな拍手が起きる。 [*前へ][次へ#] [戻る] |