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MACROSS-A.D.2048-
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「なあ、マリア」

「ネル、私はあなたの上司なんだから、言葉遣いに気を付けなさい」

 ネルの礼儀知らずな言葉遣いをマリアは注意する。

「はいはい。じゃあ、マリア大尉」

「何?」

「大尉はメルトランディなのにマイクローン臭いよね」

「・・・そ、そうかしら?」

 マイクローン臭いと言う言葉にマリアは少し動揺する。

「礼儀にやたら五月蝿いのはマイクローンの証拠だよ。あんまり五月蝿いとメルトランディとは言え、老けるよ」

「う゛」

 老けると言う言葉にマリアの表情が固まる。

「はぁぁぁ、おいしかったぁ〜♪んじゃ、お先」

 食事を終えて、ネルは満足げな表情で食堂を後にする。

「老けてないわ・・・私は老けてないわ」

 一人、食堂に残ったマリアは自分に言い聞かせるように呟いていた。

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