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MACROSS-A.D.2048-
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ピピー

 翌日の早朝、マリアの部屋のチャイムが鳴る。

「んー・・・」

ピピー ピピー

「マリア大尉、マリア大尉!いませんか?」

 エスターが部屋の外で叫んでいる。

 しかし、その声からは焦りが感じられる。

『どうしたの?』

 マリアはドアインターホンでエスターに応答する。

『あ、マリア大尉。喧嘩です!』

『喧嘩?』

『はい。最初はマルス先輩とネルさんが喧嘩していたんですけど、止めに入ったタクヤまで喧嘩して、それで・・・』

 エスターは、しどろもどろしながらマリアに状況を説明する。

「わかったわ、支度をするから少し待ってて」

 マリアは身支度をして部屋のドアを開ける。

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