MACROSS-A.D.2048-
11ページ
ピピー
翌日の早朝、マリアの部屋のチャイムが鳴る。
「んー・・・」
ピピー ピピー
「マリア大尉、マリア大尉!いませんか?」
エスターが部屋の外で叫んでいる。
しかし、その声からは焦りが感じられる。
『どうしたの?』
マリアはドアインターホンでエスターに応答する。
『あ、マリア大尉。喧嘩です!』
『喧嘩?』
『はい。最初はマルス先輩とネルさんが喧嘩していたんですけど、止めに入ったタクヤまで喧嘩して、それで・・・』
エスターは、しどろもどろしながらマリアに状況を説明する。
「わかったわ、支度をするから少し待ってて」
マリアは身支度をして部屋のドアを開ける。
[*前へ][次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!