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MACROSS-A.D.2048-
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「なんだよ、教官のあの態度。俺達にはエラそうにしやがって」

 タクヤは教官の態度を思い出して愚痴りだす。

「そうだよね・・・」

 そんなタクヤの言葉にエスターも苦笑する。

「お前達、ムダ話はいいから着いて来い」

 男に言われて、二人は荷物を手にして男の後に着いて基地の中へと入る。

 基地内部は少し薄暗く、人の気配すら無い雰囲気だった。

(うへぇ、気味わりぃ・・・今にも何か出そうだなぁ・・・)

 タクヤは不安げな表情で歩きながら、基地内をキョロキョロと見ている。

「何か出てもおかしくない雰囲気だよな?」

 基地内の雰囲気にタクヤはエスターにそっと耳打ちする。

「うん、何だかそんな感じだよね」

 タクヤの言葉にエスターは頷く。

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