MACROSS-A.D.2048- 6ページ 「なんだよ、教官のあの態度。俺達にはエラそうにしやがって」 タクヤは教官の態度を思い出して愚痴りだす。 「そうだよね・・・」 そんなタクヤの言葉にエスターも苦笑する。 「お前達、ムダ話はいいから着いて来い」 男に言われて、二人は荷物を手にして男の後に着いて基地の中へと入る。 基地内部は少し薄暗く、人の気配すら無い雰囲気だった。 (うへぇ、気味わりぃ・・・今にも何か出そうだなぁ・・・) タクヤは不安げな表情で歩きながら、基地内をキョロキョロと見ている。 「何か出てもおかしくない雰囲気だよな?」 基地内の雰囲気にタクヤはエスターにそっと耳打ちする。 「うん、何だかそんな感じだよね」 タクヤの言葉にエスターは頷く。 [*前へ][次へ#] [戻る] |