MACROSS-A.D.2048-
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タクヤとエスターが部屋へ戻る途中、格納庫で普段よりも騒々しい音が聞こえたので、二人は格納庫へと足を運ぶ。
格納庫ではメカニックマン達が作業用デストロイドで物資の積み込み作業を行っていた。
「新しい機体とか入って来ないかなぁ」
「入って来るといいよね」
二人は格納庫内の補給物質をキョロキョロと見回す。
「お?タクヤにエスター、ちょうど良い所に。すまないけど、手が空いてるなら手伝ってくれないか?」
格納庫を覗いている二人にミランが声を掛ける。
「いいですよ」
ミランの依頼にエスターは即答で応える。
「すまないな、二人共」
「・・・・ちょ、待てよ。俺は手伝うって言ってねえよ」
いつの間にか手伝う事にされているタクヤは嫌そうな表情を見せる。
「もしかしたら補給物資の中身がいち早く見れるかもなぁ・・・」
エスターはタクヤにやる気を出させる為、少しだけ悪戯ぽく言う。
「・・・わかったわかった。手伝えば良いんだろ?」
エスターの言葉にタクヤは渋々了解する。
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