暗殺教室
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「御狐神先生!ちょっと教えて欲しいところがあるんだ〜」
御狐神先生は女子から絶大な人気を誇っている。
男子は畏れ多くて近づけていない。
「筆記用具をお借りしてもよろしいですか?」
「はい!お願いします〜」
「茅野さんは、この段階まで自力で求めることが出来ていらっしゃいますから、おそらくこの定理からの理解が怪しいのではないでしょうか?」
「ほんとっ?ありがとう〜」
その場の勢いで茅野が御狐神先生に抱きつく。
先生は優しく茅野の頭を撫でて、
「自信を持ってくださいね」
にこっと笑った。
先生が笑った瞬間、女子が悲鳴をあげる。
「ちょ、ちょっと羨ましいです…」
殺せんせーの呟きは女子の悲鳴によってかき消されていた。
「ちょっと所じゃないわよ!!寂しさで心臓がきゅっとしちゃってるわよ!!」
「あれ。ビッチ先生嫉妬〜?」
「何!?悪いっ!?」
「いや〜かわい〜と思っただけ」
「赤羽!!」
……同性でも嫉妬している人もいたが。
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