薄桜鬼×銀魂1
史上最大の親子喧嘩@
「お久しぶりですね、ハゲ親父」
「頭のさわやかなお父さんと言いなさいぃぃぃっ!!!」
ガシッ!!
ドゴッ!!
気がつくと、門は謎の男が激突したことで崩壊。神音は、地面にめり込んでいた。
「一体、何事だ!!」
土方さんと山南さんが走ってやってくる。
「すみませんねぇ、土方さん。門はあそこのハゲが直しますから」
地面にめり込んでいた神音は、いつものように笑いながら言った。
「・・まさか、あの男・・」
「ああ、俺の父親ですよ」
神音の目は冷え切っていた。
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「神音!!お前、今までどこにいた!!」
「いい加減にしてくださいよ、アンタの目は節穴か?今食事中だろうが」
「じゃあ、食事が終わったらな」
(いつにもまして毒舌な神音に本性を現したか、と芹沢さんは笑っていた。)
見た目は似ても似つかないのに会話のノリがそっくりすぎて、ああ、こいつらは親子なんだと実感する。(総司は爆笑して腹筋がつりそうになっていた)
「神音君はお母さん似なんだね」
「どういう意味だ、クソガキ!!」
「いや、言葉通りでしょ」
ギャーギャーギャー。
いつも以上に騒がしい食事に、どこかみんな楽しそうだった。
「おい馬鹿親子!!てめえら、静かに出来ねえのか!」
(す、すみません)
(そうそう、そうやって謝っていればいいんだ)
(てめえもだ、神音!!)
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