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薄桜鬼×銀魂1
どうしてこうなった

人生には何回か死亡フラグという物が置かれている。

俺にとっては、毎日が死亡フラグだったが、ついに俺も奴の餌食になってしまったようだ。

「神音君、君も浪士組に加わりませんか?」

「浪士組・・、ねぇ。それもいいかもね、楽しそうだし」

俺の返事に目の前の鬼2人は面食らっていた。

「俺、あんたらの大将、好きだよ」

「こんな俺のことまで心配してくれて」

「あんたら見ているとつくづく思ってたよ。あの大将の下で働くのは楽しそうだなって」

「利用されるのなら、あんたらの大将の刀として利用されるのも悪くないだろうね」

俺の言葉を聞いた2人は、自分の事のようにうれしそうにしていた。

「でも、俺にとっては旦那は命の恩人なんだ」

「初めて、俺を助けてくれた人」

「兎って、忠誠心が強いんだよ。なんてったって寂しがり屋だから」

まっすぐ、2人を見据える。

驚いたことに、2人は少しすがすがしい顔をしていた。

「返事は保留って事で」

「いい返事を待っています」


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あきゅろす。
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