【リク】患者さんごっこC*
カチッと音がしたのを遠い意識の中ぼんやり聞いた。

「おや?これだけ出したのに、まだ中に黒い物が居ますね」

緩慢に振り返ると、先生は、よく喉とかを見るのに使うペンライトで、ぐっぱり開いたクスコの中を照らしていた。
そんなに熱いわけないのに、ライトの当たってる所をまじまじ見られると思うと、焼かれるような錯覚だ。
思わず腰を捩る。

「やぁん、見ちゃいや‥」

「奥深すぎて指やスプーンじゃ届きませんね。硬そうでひり出すのも困難そうだ。相当溜めこむ体質のようですね。」

「そうなの…。お便秘悩んでて…。せんせ、どうしたらうんちぜんぶすっきり出せますか?」

わくわくしてきた。

「仕方ありません。少し痛いでしょうが、アレをしましょう。」

「アレ…。」

僕の眼はトロトロキラキラだったと思う。

棚の陰から背の高い棒状の物を滑車でひっぱってきた。
振動で、頭の上のパックが大きく揺れる。
点滴で使うやつだ。
いよいよ医療プレイっぽくなってテンションが上がる。

「イルリガートル式浣腸です。少しずつ入るのでグリセリンが効きやすいですよ。」

管の先っぽは、針じゃなくてボール状に丸く膨らんだゴムになっていた。
あれをおケツに入れて、ちょっとずつお薬が流れこんできて、お腹ぽんぽんになった自分の姿を想像したら、ちんちんがぴゅくっと軽い射精をしていた。
はあはあと熱い息を吐き出す。

「まずこちらを抜きますね。」

クスコの開くストッパーが外された。
フッと圧迫感が緩み楽になる。
ちょっと残念な気持ちもしたけど。
ぬるん、とクスコが抜き去られても、お尻の穴は伸び切って戻らず、だらしなく口を開いたままだ。

「この穴…。日常的に無茶な使い方をしてませんか?閉じにくくなってる。」

「ふええん、して、ますぅ。巨根のお兄さん達とセックスしたり、アナニーでぶっといもの入れたり…。僕のぽっかりアナル、だめですか?」

お腹に力を入れたり抜いたりして、呼吸するみたいに直腸内の空気を出し入れする。
微かにヒュウヒュウと音が鳴る。
きっとこの空気もオナラ並みに臭い。
先生に嗅いでほしい。

「個人的には、大好きです。」

あっ、本音だ。イメクラはどうした。鼻血垂れてるよ先生。

「気を取り直して。入れますね。この穴なら全く慣らす必要ありませんね。手間が省けます。」

プチュン

そう言ってさっさと管を突っ込んでしまった。

「あんっ」

「あ、ちなみに今ここに吊っているのは500ml入りですが、同じものがまだこれだけありますので。」

ドンッと金属トレーに乗って僕の目の前に置かれたのは、薬液のパックが3つ。
500mlが全部で4つ、2リットル!?

「ひっ!」

「最後まで逃げられませんからね。」

そうしてる内にも点滴はポタポタと重力に従って落ち、僕の直腸にグリセリン溶液を染み渡らせる。

「時間がかかりますので気長に待ちましょう。喉が渇きましたね。飲み物でもいかがですか?」

「えっ?」

先生が何かを注いで差し出したの、容器が検尿コップなんだけど、ツッコむべき?

「ああ、失礼。これしか無いもので。ご安心ください、中身はお茶です。」

茶目っ気のつもりなのか。
まあもし本当に尿を注がれたとしてもそれはそれで飲んでたけどね。

お尻を上げた体勢から横寝に変えて、少し起き上がってお茶をもらう。
お花みたいな香りの普通に美味しいお茶だった。
荒い呼吸で本当に喉カラカラだったから、一息に飲み干してコップを返した。

「それでもまだ暇ですね。ついでに他の所も診察しましょうか。他に気になる所…。」

僕の全身をゆっくりと目で往復した後、真ん中辺りで止まった。

「この、身体に見合わず異様に肥大化したペニスですかね。」

「いやぁん」

腰を折って隠そうとする。

「普通、貴方くらいの体格なら、平均かそれ以下なのに、ここには外人AV男優並の男根を付けて。精神面の淫猥さがここをこんなにしていると思われますね。」

「はぁん、ごめんなさいぃ、えっちでやらしいちんぼでごめんなさいぃ」

ちんぽそんな言い方されたらシコりたくなっちゃうよ。
手を伸ばして扱き始めると、その手を取られた。

「いけません。これ以上大きくしたら、生活に支障が出ますよ。治療をしましょう」

「治療?」

先生はまた新たな器具を取り出してきた。
細長い透明な棒、は見たことある。尿道カテーテルだ。
それに管で繋がれた注射器型の物はなんだろう。

「こちらにもお薬を入れます。」

「へっ?」

僕の知ってるカテーテルと違う感じがする。
ちんこを握られ、ひやっとした先端が割れ目に触れた瞬間、ゾクゾクっと身ぶるいした。
同時に強烈な尿意が押し寄せ、冷たさのせいではないと悟った。
この尋常じゃない尿意、利尿剤だ。さっき盛られたんだ。

「せんせっ、待って、おしっこ」

有無を言わせずツプツプと侵入する。

「あっ、あ、だめ、おしっこのあな、開けないでぇ!いま、そんなの入れたらおしっこっ、いっぱいでちゃうからあっ」

「大丈夫です。導尿は通常、尿を強制的に排出するものですが、このカテーテルには逆流防止弁がついており、入れることはできますが出すことはできません。」

「ぇ?」

ちょっと理解が追いつかない。
その間に、尿道括約筋を通過した感触があって、全然漏れる気配はないから、確かにそうらしいけど。

「ちなみにこのシリンダーに入っている液体、何だと思いますか」

知らんがな。とにかく苦しいんだよ。

「私の尿です」

「ひぇっ」

「衛生面は問題ありません。出したてを真空保存していましたので。温度も人肌です。」

「やだやだっ、入れちゃだめ、出したいのにぃい!」

「入れますよ」

グググッとピストンがシリンダーに埋まっていく光景を網膜に刻みながら、それと連動して膀胱を侵す感覚に気が遠のいた。

「きやあああ、やめて、やめ、むりっ、おしっこもうぱんぱんなのっ、入れちゃやだああ」

「膀胱の中で私とまもるくんの尿混合液を作りましょうね。きっと素晴らしく卑猥な新薬ができます」

先生の声色も興奮に震えている。
力みのせいで一際強くピストンが押された。

ビューーーっ!

「ああああぁぁああっ!」

ボコン!と下腹部が膨らんだのがわかる。
ありえない量の尿が無理やり詰め込まれたのだ。
完全にキャパシティオーバーだ。

グギュルルルルルルル〜…

「ヒイッ!」

稲妻のような突然の痛みに総毛立つ。
自分では見れないけど顔面蒼白ってこういう顔だと思う。

「おや。ちょうどお腹の方もグリセリンが効いてきたようですね。」

「あああああああああああああ…」

喉奥から絞り出すような声が出てしまう。
そうでもしないと気が狂いそう。
お腹の前の方と中の方から同時に苛まれて、痛いのか苦しいのか、もう意味がわからない。

「おながいだいぃい…。」

「そうですね。頑張ってください。ほら、ようやく1袋目が終わりましたよ。」

懇願むなしく、先生はそれを外すと手際良く次のパックをセットしてしまった。
僕だって、多少は被虐趣味はあるけど、苦しいのが長すぎるのは嫌だ。
快感がいい。気持ちいいのがほしいのに。
恨めしい視線を送っていると、先生はふと何かを目にして思い付いたようだった。

「少し席を外します。何かあったらナースコールを押してください。」

ボタンのついたコードがベッドに放り投げられたけど、これ押しても来るの先生じゃん。
絶対助けてくれないじゃん。
バタンとドアが閉まり隣室に姿を消した。

それから孤独に幾度かの腹痛の大波小波を耐え抜き、途中あと2回のイルリガートル交換も先生はきっちりこなし、いよいよ尻穴がやばそうになったらサージカルテープで尻に管を固定された。
そうすると多少いきんでも出ることはなくて、締める緊張感が少し緩和された。

ピチョン…。

「お疲れ様です。お薬が規定量入りましたよ。」

ほっと息を吐き出す。
その矢先、

「ではここに」

管が抜けてひとすじプシャッと液が漏れた感触がしたかと思うやいなや、入れ替わりにもっと大きな物が押し込まれた。

「な、なに」

「アナルプラグの一番大きいやつです。まもるくんのアナルはガバガバなので。」

そうじゃなくて何故入れたのか。

「薬が効くまでまだもうちょっとです。それまで、これで楽しみましょう。」

いや楽しむとかわけわかんないけど

今度はちんこにぶっ刺したのとは比べ物にならないくらいでっかい注射器を持ちだした。
あんなでかい浣腸器見たことない。
しかも無視できないのが、そのシリンダーの中身満タンに茶色い物が詰まっている。

「これに見覚えあるでしょう?まもるくんの、げ、り、う、ん、ち、ですよ。」

「いやああああああ」

「これをこの隙間から、よいしょと」

つぷん、

グググググググググッッッ!!

乱暴にピストンをぶち込む時の先生の笑顔は、マッドサイエンティストのそれだった。
びっくりしすぎて僕の悲鳴は声にすらならなかった。
中身を全部送り出し、先端がちゅぷんと抜かれる。
臨月みたいに張ったお腹の水槽で、下痢便が激しく泳いでる。

「さらにィ!」

大袈裟な動作で何かを取り出して見せた。
僕は眉をしかめた。

「こっちはまもるくんのゴチゴチ宿便で作った糞団子です。これを〜?」

くぷ。
ぬぷ。
つぷ。
にゅる。

でかいウサギのうんこみたいなコロコロを、アナルプラグの隙間から次々と押し込まれる。
入り口相当きついはずなのに、そんなにうんこ硬かったのか?
なんてことはすぐに忘れて、入るたびちょっと緩むのが、漏らす感覚に似てて怖かった。
ほんとは今すぐ出したいけど、これはそういうプレイだから、先生が許可するまで出しちゃだめ。
もうずっとお腹がギュウギュウギュウギュウ喚きっぱなしだけど、よしよし撫でながら我慢してる。
汗びっしょり。

「はい、全部入りました。おめでとう。」

返事の声が出せないから少し微笑んで返す。

「出したいですか?」

頷く。

「良いでしょう。」

安心を表情に表す。

「ではこれからまもるくんがどうするのか、言ってご覧なさい。」

ドエスに聞こえるけど、解放の歓びを思うことは僕にとってもこの上ない愉悦なんだ。
甘い甘いゾクゾク感が駆けぬける。
枯れた喉から、頭に湧いた順番に言葉を吐き出した。

「うんちがぁ…うんちいっぱい、お腹ん中、ぱんぱんなの、うんちっ、おしりからね、びゅるびゅるして、出して、出したいのを、ぜんぶだして、びゅー…っていっぱい、とんで…。あとおしっこもね?おしっこぼうこうにタプタプなの、僕と、先生のミックスおしっこ、うんちと同時に、前と後ろいっしょに、ブゥーってだす、出すの。いっぱいいっぱい長く出て、いつまでたっても止まらなくて、おしっことうんちずーっと出っぱなしで、止まりたくても止まんなくなっちゃううんちとおしっこ、だす…!」

僕がうわ言みたいに喋ってるのを、先生はちんぽ出してシコシコシコシコハアハアしながら聞いてた。
一旦やめ、ガチゴチちんぼをブルンと揺らしながら、その手をゆっくりとアナルプラグとカテーテルに伸ばした。

「いいよ。出させてあげる。ほら、存分に、………噴き出せッ!!!」

グボッ!!!ヌプッ!!

「イヒッ!」

歓喜に白目剥いた。

さっき自分が言った通りの時間が訪れた。

ブーーーーーーーーーー!!
ジョアアアアアアアアアアアア!!

まず両方の穴から液体が堰を切って噴射する。
ちんちんからは黄色のおしっこ、けつからは透明に茶色の軟便が混ざったやつが出てきてる。
長い。どんだけ出るの。切なく不安がよぎる。

「ひいいん」

鼻から抜ける力ない声。

次にお尻の方につっかえる固体の感触が来た。

ブロッボロロロッ

濁流の合間に便秘糞がポンポンと発射。
更にそれも出てしまうと間髪入れずに

ブビョボボボドボドボドボブリブリブリブリ!!!

奥に潜んでた特大の宿便が流れに乗って引きずり出されてきた。
極太の糞が、爛れきったアナルをなんの抵抗もない勢いで擦り通過していく。
下品な下品な音を立ててその巨体を現す。
その間も激しい放尿は続いている。

「あああああ…。」

1ミリも途切れる事なく、前から後ろから何分間も、時間の感覚なんかなかったけど、排泄し続けた。


チョロチョロ…。ショロ…。
プピピ…プ、プゥ…。ヒュー…。

カタカタと全身が痙攣してる。
粘膜が裏返って自分が身体の中から居なくなってしまうような、魂を手放しそうな、そんな気持ちだった。
だけどその体験が最っ高にトんじゃう気持ちよさだなんて、狂ってるし、狂ってる僕にも酔っちゃうし、こんな事してシコシコビュッビュしてくれる先生も最高だなって思った。



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