【リク】患者さんごっこB*
金属のクスコの先っちょがアナルにぴとっと触れる。
冷たさに身体がすくんだけど、それもこれから訪れる羞恥を期待させる。
閉じたクスコは簡単に根元まで入ってしまった。
さあ、開いて。
ぐわってお尻の穴をこじ開けて。
やだ、そんなことしたら僕のアレが先生に見られちゃう。
僕の直腸にギッチギチに詰まった、汚いアレ。
「開けますよ」
「あっ、待って、だめ」
ほんとは開けてほしいのバレバレなんだ、先生は構わずクスコを開く。
「はああぁんっ」
ちんちんの直径とは比べ物にならないくらい括約筋が引き伸ばされる。
お尻の内側に、ひんやりと空気が触れるのがわかって、粘膜が晒される普通じゃあり得ないことに胸がときめく。
「おやおや。臭いと思ったら大便がこんなに手前まで降りてきてますね」
わかる。知ってる。
人に見られて言葉にされてこんなに興奮するなんて。
たまらず直腸を蠢かせると、ぽっかり開いたアナルの空間で、ニチニチと粘着質な音が反響した。
「先生、どうですか、僕のうんち、病気じゃない?」
「便臭が凄まじいですね」
「ああん、やだやだ、そんな」
「お腹の中でこんなに、えっちい、いえ、人を惑わすフェロモンを発する臭気とは。生物学的に研究したいくらいだ」
そう言って先生は鼻をアナルに突っ込むくらい近づいて嗅いできた。
すぅうううっと音がする。
僕の便エキスが先生の嗅覚組織に吸着されてく。
「はぁー。今度は触診だ。硬さを見なくてはね」
既にがっぽり広げられた入り口から指が入り、ニュチッと音を立ててうんちに埋まる。
なんか、自分の身体の中のうんちを触られるのって、ちんちんやらを触られるのよりうんと恥ずかしいし特別な感じする。
胸とか脳とかが切なくなってきた。
「状態をもっとよく見るために、便を少し掻き出しましょう」
「は、はいぃ」
既にめろめろである。
その上こんな魅力的な提案をされては、抵抗もなく従ってしまう。
指が一層深く挿し込まれ、掻き出す動きをすると腸壁が抉られた。
ちんぽで開発されきった淫らなおケツマンコはこれで完全にセックスモードのスイッチを入れられた。
「きゃはあぁぁん!」
「大人しくしててください、ほら、今、出しますから、はいっ」
ぐにっと大きく腸壁を掻いて、指は抜けた。
それを先生は自分の目と鼻の先で凝視した後、僕にも見せてくれた。
べっとりと便塊がまとわり付いた、大人の男のゴツゴツした指先。
「見てください。これ。臭いでしょう?何を食べたらこんな匂いになるのか、興味がありますね」
「あん、いや、やめて、」
「この調子でどんどん出してしまいましょう。身体に毒ですからね」
先生はスプーンを取り出し、摘便を再開した。
スプーンの曲面が絶妙に内壁を擦り、うんちを抉り取っていく。
「ああ、ゴリゴリするのきもちい、」
「これは治療ですよ?気持ち良くなってどうするんです」
ヌポッと抜かれたスプーン。
先生は銀色に輝くトレーをわざと僕の顔の前に置き、そこにうんちを盛っていく。
「ぼくの…うんち」
ゴツゴツして焦げ茶色で岩石のような可愛くない見た目の便塊。
水分が吸収されきってすっかり硬くなってる。
ムワッと立ち上る発酵うんこ臭。
でも不思議と不快感はないんだ。自分のだし。
むしろエロい匂いで興奮してくる。
「せんせえ?ぼくのうんちどうですか?びょうきじゃない?」
頭が蕩けて舌っ足らずになっちゃうけどそれも可愛いかなって。
先生の股間にもビンビンきてるみたいで、テント張ったスラックスのてっぺんに染みが見える。
表情には全然出さないぶん、先生のちんちんの正直な反応が嬉しいな。
「大変硬い宿便ですね。肛門付近ですから一番古い…一体何日熟成したんでしょうね」
ポロポロのうんちが栓をしていたのが外れたのと、直腸が刺激されたので、お腹の奥からだんだん便意が湧いてきた。
「せんせっ、すみません、うんち、出したくなっちゃいました…」
僕は自慢のでっかいお尻を揺らしながら訴えた。
「摘便の最中なのにですか?困った患者さんですね。」
「ふええごめんなさい、我慢できないおケツでごめんなさい」
「仕方ありません、こちらへどうぞ。」
うんこトレーがお尻の下に移動した。
ここにしろってことなんだ。
この場で、自分でいきんで、自分でひり出すとこを先生に見られる。
最っ高じゃん。
「おなかぐるぐるしてきましたあ」
「悪い虫かもしれません。一気に出しちゃいましょう。さあ頑張って。」
「はいぃ…んっ」
ンチュ…ニチ…ムチ…
腸の奥から進んでくる感触に夢中になる。
もうじき出口だ。
前立腺を通過するだけで目がチカチカするくらいの快感。
「あ、出ます、あ、もう出てる、出てる、うんちのさきっちょ、お尻の穴から顔だしてますぅ」
「その調子です。頑張って。」
「あっ、あ、いっきに、いっきにでる、あ」
ヌルルルルルルル!!!!!ビュルルッ!ビュチュ!ドボドボドボドボドボドボ!!!!!!
悲鳴みたいな嬌声を上げながら、本当に一気に出てしまった。
一瞬の出来事だった。
かろうじて栓になっていた程よいバナナうんこは滑りよく1本に繋がって出て、その後はお腹を苛んでいた軟便が土砂崩れのように噴出した。
お腹がすっからかんになった爽快感、癖になりそう。
「くっさ…。何ですかこの匂い」
悦に浸っていた意識を連れ戻され、鼻を気にすると、尋常じゃない臭気が立ちこめていた。
「ゲリべんくさぁい…」
水気が多い分、匂いが立ちやすいんだ。
お腹の中であんなに熱かったからなおさらだ。
本当に悪い虫とか病気とか居るんじゃないかって思う程、毒気のある匂い。
「ぉおえッ」
ビタビタっ
先生が顔を背けてえづいてた。ちょっとゲロっちゃったみたい。
その姿も可愛いなあなんて思った矢先、数秒遅れてゲロ臭が漂ってきて、僕も吐き気が。
「ぅぐっ、んっぷ、ええっ、」
口を押さえた指の隙間からクリーム色の粘液が噴き出た。
手がべちゃべちゃして気持ち悪い。
「はぁー…はぁー…はぁー…」
ゆっくり息を吸う。
くさい。最悪の匂いだ。
でも
やばい
脳みそジリジリする。
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