恋心来いB*
勢いで言ってしまってから困った。
どう、と聞かれて、あのしょうじがこう、と答えるはずもない。
ゆうたはあくまで、純粋に気になっていたことを聞いてみただけなのだが、いざ口に出すと変な感じだった。
静寂が、言葉の間抜けさを増幅させて、ゆうたは柄にもなく恥ずかしくなってきた。

「お、まえ、それ、聞くか?」

しょうじはこの空気を破るために、考え抜いた末にその言葉を選んだようだ。
むこうが照れだすとこっちにも伝染する。

「えー、だってさあ、うーん。ね。聞きたくなったんじゃん、なんとなく」
「なんじゃそら」
「んー、なんか、しょうちゃんの知りたいーみたいな?そんなかんじ」
「ちょっ、どんなだよ」

照れでめちゃくちゃにしゃべってるうちに、笑ってごまかしそうな流れになってきた。
ゆうたは意を決して切り出した。

「だから見たいんだって!しょうじのオナニーが!」

しょうじはひるんだ。
その隙にゆうたはしょうじの両手を引いて立たせる。

「うわ、なに」
「ほらここ!座って!」

ベッドをぼんぼん叩いて促すと、しょうじはいぶかしみと隠し切れない期待感を浮かべた目でゆうたを捉えつつ、そろそろと腰掛けた。
その仕草が、どうしようもないくらい艶めかしい。
ゆうたの頭はもうすでにどうにかなってしまいそうだった。

「え、なに、おれここでその…すんの?」
「うん」
「ここで、脱いで?」
「うん」

しょうじはズボンの腿の辺りを握って、あー、とか言いながらしばらく目を泳がせていた。
ゆうたは逃がさんとばかりに、前のめりでしょうじの目を凝視している。
しょうじがやっと口を開いた。

「あのさあ、それって、平等じゃないっていうか、おれだけ?みたいな」
「ああ、え?つまり?」
「つまり、その、そっちもやるんだったら、いいけど、ってこと」

そう言いきったしょうじは真っ赤だった。

「(かわいいいいいい……)」

「おっけー、じゃあ見せ合いっこね。よしこい」
「なんだそのテンションは」

ゆうたがベルトを外し始めるのを確認すると、しょうじもそれに続いた。
トランクスをずり下ろすと、もう勃ってしまったゆうたのちんこがぼろんととび出た。
それを見て、しょうじは一瞬はっとするが、急いで自分もちんこを取り出す。

「えへへー。ちんちんだあ」
「おまっ、ばーか」

お互いのちんこをまじまじと見合った。
普段プレイのときは、なにかしらいっぱいいっぱいで、ちゃんと見ていなかった。
こうして並べて比べると、細かい違いがわかって、より羞恥を煽られた。
ゆうたのほうは産毛程度に陰毛が生え始めているのに対し、しょうじは赤子のようにつるつるだ。
色も、ゆうたは比較的肌色に近いが、しょうじのものは血の色を透かして薄紅色になっている。
皮被りは、ふたりとも同じだ。

「ホーケーイ」
「お前もだろ」
「どっちが先に大人ちんぽになるかな」
「は?そんなんおれだし」
「え?おれしょうちゃんにだけは負ける気しねーけど」

そんなおふざけをして、いざ、本題へ。

「じゃ、シコシコしましょう」
「おう」


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