[携帯モード] [URL送信]

空にうつるもの
引っ越し


―ドサッ


『ふぅ――っ。まぁ…、こんなものか』

只今引っ越し完了。


高校入学を期に一人暮らしすることになった。

それまでは父さんと二人で暮らしていたが、父さんが高校の近くへと、一人暮らしを勧めてきた。

家から電車で3時間。

ちなみに、新居からは電車で20分程度だ。

確かに不便だったが、父さんが心配だった俺は、もちろん反対した。

それでも父さんは一人暮らしを勧めてきた。

それに、渋々承諾したのだった。


ちなみに俺は春日蓮李。

顔は自分で言うのもあれだけど、一言で言うとほんと平凡。

良くも悪くもない。笑

別に嫌いじゃないから、それで良いけど。

運動は昔、柔道や空手をやっていたおかげで、ほどほどに出来る。

もとから体を動かすのはすきだ。

勉強は中の中。ここでも平凡。

でもこのおかげか、特に何かに巻き込まれることなく、平凡生活を送ってきた。

自己紹介はこの辺でいいだろう。

ってか俺は誰に言ってるんだ?

まぁ、その辺は気にしないでいいや。

今日は新居に引っ越して片付けしてたんだけど、意外と疲れる。


だから今は休憩中。

気づけば、午後の5時をまわっていた。

かれこれ4時間、片付けをずっとしていたことになる。


どうりで疲れる訳だ。







[満月#]

1/35ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!