空にうつるもの
引っ越し
―ドサッ
『ふぅ――っ。まぁ…、こんなものか』
只今引っ越し完了。
高校入学を期に一人暮らしすることになった。
それまでは父さんと二人で暮らしていたが、父さんが高校の近くへと、一人暮らしを勧めてきた。
家から電車で3時間。
ちなみに、新居からは電車で20分程度だ。
確かに不便だったが、父さんが心配だった俺は、もちろん反対した。
それでも父さんは一人暮らしを勧めてきた。
それに、渋々承諾したのだった。
ちなみに俺は春日蓮李。
顔は自分で言うのもあれだけど、一言で言うとほんと平凡。
良くも悪くもない。笑
別に嫌いじゃないから、それで良いけど。
運動は昔、柔道や空手をやっていたおかげで、ほどほどに出来る。
もとから体を動かすのはすきだ。
勉強は中の中。ここでも平凡。
でもこのおかげか、特に何かに巻き込まれることなく、平凡生活を送ってきた。
自己紹介はこの辺でいいだろう。
ってか俺は誰に言ってるんだ?
まぁ、その辺は気にしないでいいや。
今日は新居に引っ越して片付けしてたんだけど、意外と疲れる。
だから今は休憩中。
気づけば、午後の5時をまわっていた。
かれこれ4時間、片付けをずっとしていたことになる。
どうりで疲れる訳だ。
[満月#]
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