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小説
神の憂鬱! 2




「…でも神ちゃん、何で悩みがあると自分の殻にこもっちゃうかなぁ…」

『こもる…か。まさか子供でも身ごもっちまったんじゃ「おい」

『ごめんなさいちょっとした冗談ですいえ冗談が過ぎましたごめんなさいすいません。』









俺達はとりあえずもう一度神のもとへ行き訳を聞きにいった



『なぁ神よ。お前はいつまで自分の殻に閉じ籠っているつもりだ?』

「?」


「あのね神ちゃん、俺ら元気のない神ちゃんが心配なんだよね…理由があるなら教えてほしい。それにできる事があれば助けたい…だって友達なんだから!」



神は口を開こうとするも、すぐに目線を外してしまう


『神…話すだけでも、楽になるかもしれないぞ?』


神は はぁっとため息をつくと口を開いた


「分かった分かった…」


『「!」』



「最近中島くんが私を呼ぶときに、【神さん】から【神ちゃん】に変わってて私に対する敬いの気持ちがなくなってる気がする。」




……。




『え!?それだけ!!?;』

「って、俺のせいぃいぃぃい!?;なな、何かごめん、いやごめんなさい;」



「いいのよ…どうせ私はあなたのような鬼族ーキゾクーと比べたらただの怒隷ードレイーだもの。」


おい、コイツぜってー漢字違くして読んでるぜ…



「以後私の事は怒隷もんとでも」
『呼ばねぇよ!!;』


「俺のせいでそんな悩んでたんならごめん、神ちゃ…さん」


「…いや、もういい。むしろ【ちゃん】でいい。メガネと同等でいい。」


神はそう言って不適な笑みを浮かべた



『「ご…ごめんなすぁああ!!!!」』



あれ?何で俺まで謝ってんだ…?




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