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小説
夢、到来! 1



アレは、終業式の放課後から始まった。
至福の夏休みを過ごそうと考えていた俺の考えを覆す…恐ろしい出来事が起きたのだ。



全ては奴の一言からこの物語の幕は上がった…―――










「なぁ磯野ー…俺ぇ、少年野球の監督になりたいんだぁ。」

『へぇ〜…………………………………………ぶほぉあっ!!!?; いやいやいや待て待て待てーい!!お前が?あの土手とかでたまに試合をしているのをよくみる少年達の監督にぃいい!?か弱き少年を苛めるの反対!!!』

「な、何言ってんだよぉ。俺実はさぁ、ちゃんと野球習った事はないけどぉ、野球にかける心は誰にも負けてないつもりなんだぁ!」
『それみんな知ってるよ!!?;』


「でさぁ、プロとか目指す実力もないって分かってるけどぉ…どうしても野球から離れられないんだぁ。そんな事考えてたある日ぃ、調度グラウンドの横を通った訳ぇ。」

『あああ、可哀想な子供達に幸あれ…。』


「そしたら、子供達は俺と同じように野球に対しての情熱があったんだぁ!俺ぇ、感動してさぁ…あの子達に何かしてあげたいなって思ったんだぁ。」


『そして監督という考えに至ったわけだ。考え直せ!』

「いや、何でだよぉ!!;」


子供達にスパルタ野球をするというのか貴様は!!?;
泣くぞ!?俺が!!!


「それに、近くのグラウンドの少年野球の監督に話しに行ったらさぁ、二つ返事で5日間の仮監督を任せてくれたよぉ!」

『なん…だって…?』


それは子供達が…いや、野球界が大変なことに……!!;


「でぇ、夏休み初日から5日間仮監督やることになったからさぁ…もちろん磯野も行くよなぁ?」

『…へ?』

「だからぁ、来るよなって?磯野は見てるだけでいいからさぁ。」

『あ…なら行ってもいい、かな。』


子供達を守るためになっ!!!!


「もちろん一緒に野球やってもいいんだよぉ?むしろ大歓げ『俺、ベンチでみんなを応援するから!!中島も頑張れよ☆;』






そうして、中島の夢を叶える第一歩の物語は進んでゆくのだった…。


…………はぁ。

 

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あきゅろす。
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