香蘭学園
20
バツが悪く、肩で息をしながらも朔夜が目を反らす。
「だいぶ濃いな…。」
ペロリと指に付着したものを日狩が嘗めとった。
次の瞬間、
「あ…あぁぁッ、イタッッ…。」
痛みに朔夜の眉間に皺がよる。
脚を高く持ち上げられ、日狩の指が信じられない場所へと挿入されていた。
「自分だけキモチイイのなんてズルイでしょ?」
手に付いた朔夜の精を塗り込めるように押し入ってくる。
「イヤ、マジ…やめろよ。」
「今更ムリ。だって慣らさないともっと痛いよ?」
「く…。何がッ…。」
抵抗も出来ずに受け入れていた。
「気持ち…悪い…ぁっ。」
グッと入っては抜かれ、再び入ってくる時は指が増える。
その感触が気持ち悪さ、引き攣れる痛みで自然と涙がボロボロ溢れ出た。
「朔夜…泣いてるの…?」
「…ぁは…ぃ…ゃぁ。」
優しく涙を日狩が舐め取ると、中に有る指を不規則に動かされる。
「んぁっ…。あっぁっ。」
暫く中で指が動かされていると、朔夜の腰がまた跳ねた。
「キモチイイ?またイキそう?」
擦られる度に不思議と沸いて来る感触。
日狩の吐息が頬に当たると泣いて許しを請う。
「も、やだ…怖い。」
「ヤダ?中、凄い熱いよ。キモチイイってまた勃ってる…。」
「んあっ…。」
あと少しの刺激だけでイケる。なのに、イイ場所を外して広げられる。
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