小説 Feelings that cannot be said(ヘタリア:フラ←マシュ) 知られたら、おしまい。 それだけだ。 彼を思い出すだけで、溜め息が出てくる。 何故、彼なんだろう? ………一時期、彼と居たからだろうか? 彼を知ってる人達は、こう評するだろう。 気障な女誑し(本当の事だから、何とも言えない)。 けれど土塗れで、楽しそうにワイン作りに精を出してるのを、知っている。 美食家だから、いつも新しいレシピを考えているのを、知っている。 存在感が薄い僕を、真っ先に見つけてくれる貴方。 優しくて、泣きそうだ。 僕は、そんな貴方が大好きなんです。 誰にも、誰にも言えないけれど。 言えない気持ち 分かるのは、この恋が実らないという事だけ。 [*前へ][次へ#] |