連鎖遊戯 ハマる怖さ 「じゃあさ、しゃぶってやろうか?」 「…何を?」 「コレ」 チンチンをギュッて握られた。しゃぶるって…チンチンを口に入れるの!?汚ったねぇ!信じらんね! 「フェラチオっつって、そういう愛し方があるんだよ」 嘘くせ〜。…あ、でもそんな嘘つく理由がないか。 「チョー気持ちいいぜ」 う…今の僕は気持ちいいって言葉に弱い。 「ほら、横になって脚開いて」 片手にコントローラーを持ったまま仰向けにされた。まさかホントにしゃぶるつもり…?いや、そう見せかけて噛みつくつもりかも知れない。 「ちょ…やめて」 僕は体を起こし、サッとパンツを履いた。チンチンをいじられて精子を出すのは確かに気持ちいい。僕は小遣いだけじゃなく、それも望んでここへ来てる。それは認める。でもチンチンをしゃぶるなんて普通じゃないし、何だか怖い。お兄さんの言うままにさせてたら、とんでもない事になりそうな気がした。 「お前さぁ」 「…?」 「ゲームさせて、気持ちいい事してやって、小遣いまでやってんだからもうちょっと愛想よくしろよな」 …そんな事言われたら僕が悪者みたいじゃないか。 「だって…怖いんだもん」 「何が?」 「しゃぶるとか言うから…」 「あのさぁ、一年も付き合いがあって今更怖い事するわけないだろ?」 「…」 僕が言う『怖い』ってのは、暴力とかそういう問題じゃない。僕は普通に女の子が好きだし、えっちな事だってそれなりの歳になったら女の子としたいんだ。お兄さんくらいの大人になったら結婚とかもしたいと思ってる。でもお兄さんとの付き合いが深くなればなる程、決して抜けられない危ない世界に引き込まれそうで怖いんだ。 「深く考えんなよ。気持ちよくなる為の遊びなんだからさ」 俗に言う『甘い罠』みたいに聞こえる。 「もっかいチンチン出してみ?フェラの気持ちよさを味わったら、そんなのどうでもよくなるくらい病み付きになるから」 だからそれが怖いんだっつーの。そう思いつつも、誘惑に勝てずパンツを捲ってチンチンを出した。お兄さんは僕の股の所に顔を寄せる。 「まだ皮被ってんのは仕方ないし、この先剥けるかも知れないからいいけど、皮剥いた中身はちゃんと清潔にしておけよ」 「中身?」 「ココ」 お兄さんはチンチンの皮を剥いて赤い部分を露出させた。触ると痛い敏感な所だ。 「俺は気にしねーけど、女はうるさいぜ」 「そうなの?」 「しょんべんのカスが溜りやすいからな」 そう言って舌を出し、その赤い部分をペロッと舐めてきた。 「…っ!」 痛いようなくすぐったいような感覚が走る。思えば、ここに来たばかりの頃は少しも皮が剥けなかった。いじられてるうちに少しずつ剥けて、ついこの前ようやく全部剥けるようになったんだ。カサブタを剥がしたみたいにヒリヒリするから、いつも皮を被せてあるけど。 「風呂入ったらちゃんと皮剥いて洗えよ」 そんなの無理。舌が触れただけで痛いんだから。 「今日は俺がきれいにしてやるからな」 お兄さんはチンチンをパックリとくわえた。そして口の中で舌を動かしてる。 「い、痛い…」 気持ちいいどころじゃない。強く舐めるもんだから、思わず体をよじって逃げてしまった。 「最初は誰だってそうさ。皮被せたまま何もしなけりゃ、いつまで経っても痛いままだぜ?」 そんな事言ったって…。 「もう少しやさしくするからさ」 「…手でする方がいい」 言った後で、何だかすごくえっちな事を言ってしまったと思った。まるでおねだりしてしまったような…。 「わかったよ。じゃこっち来いよ」 僕はまたお兄さんに抱っこされチンチンをいじられる。ふっと気を緩めると…つまりゲームに集中するのをやめると、チンチンはたちまち堅くなり、気持ちよさがこみ上げてくる。 「…出る」 そして今日も、もう何度目かわからない射精をしてしまった。 [*前へ][次へ#] |