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ギアスnovel
姫のやきもち(スザユフィ)

「ねぇ、スザク。私思ったの。小さい頃から知り合えてたら良かったなぁって」

いきなり何を言うんだろう。お姫様は。

「だってそしたら今よりいっぱいいろんな思い出があったのよ?」
「それは、そうだけど」

僕が少し不満そうにしてるのに気づいたのかユフィは顔をのぞきこんできた。

「スザクはずるいわ、小さい頃からずっとルルーシュとナナリーと一緒だったなんて」

ユフィは腰に手をあてて頬をりすのようにふくらませる。

「そんな、ユフィだって昔はルルーシュとナナリーと一緒だったんだろ?」

その可愛さに思わず笑みを溢して僕は尋ねた。

「それは……そうだけど」
「もしかしてやきもち妬いてくれてるの?」
「え」
「嬉しいよ」
「スザクの言う通り私ったらやきもち妬いてたのかしら……」

素直に答えるあたりがとてもユフィらしい。

「ユフィ、これからは時間があれば君の所に行くよ。そうしたらいっぱい思い出が出来るだろ?」

僕はそう言ってユフィのふんわりした髪を撫でた。

「絶対よ、スザク」

その笑顔は絵本で見るようなお姫様そのものだった――。







あとがき
ルルとナナちゃんに少しやきもち妬いてるユフィです。
幼なじみで一緒に過ごして付き合うとかすごく憧れます(´ω`*)笑
スザユフィもルルとシャーリーも幼なじみだったらなぁとか思っちゃいます!

090716

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あきゅろす。
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