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ギアスnovel
黒と白(神天)

彼女の髪は私の漆黒の色とは正反対に白銀に光り輝いている。

「神楽耶ー」

小さな足音と共に現れた天子様はその体重を私に預けるように抱きついてきた。

「来るのが遅い……早く遊びたかったのに」
「ごめんなさい、天子様。ちょっと仕事で忙しかったんですわ」

言いながら私は彼女の白銀の髪を撫でた。さらさらとしていて全く絡まらない髪。

「また伸びたんじゃありませんの?」
「そうかな、長い髪、嫌い?」
「いいえ、大好きです」

すると不安そうな笑みはすぐにほころんで私の体に顔を埋めてきた。

「私の漆黒の髪と天子様の白銀の髪。まざりあってとても綺麗だと思いませんか?」
「うん」

言ってから彼女の小さな体をぎゅっと抱きしめ返した。

私の黒と彼女の白が溶け合うのように――。







あとがき
書いたばかりの即席ですいません;
何が書きたかったんだ……!みたいな話になってしまった;
とりあえず2人とも髪長くて綺麗だなぁみたいな…!←

090719

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