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恋はもうできない


「裕貴!!浪川と仲良いのか?」



昼休みで秋と一緒に昼食食べてる



「?浪川って誰…?」



「えっ?浪川は浪川だよ!」



「だから浪川って誰だよ!!」



「裕貴の隣の席の奴、浪川昊だよ!!」



昊の名字、浪川って言うんだ!!初めて知った(笑)


「昊?…うん仲良いよ!!」



“付き合ってるから”


本当はそう言ってやりたい…



でも、男同士の恋に秋はどう思うのだろうか?



「すごいな!!浪川って美形だけど怖い顔してるから近寄れない雰囲気だしてるからダチが少ねぇんだよ!!」



俺中学一緒だったから!と秋が言った。



だから、俺の知らない昊を秋は知ってるんだな



「そんな事ないぜ?昊は優しくって相手の事良く考えてる…優しい奴なん…だよ。」



そう
そんな昊だからこそ俺は好きになったんだ…。



「へぇーなんか裕貴って昊の事好きなんだな」



「うん、好きだよ」



「…………」



「!?ちょっとどうしたんだよ赤いぞ?」



「いや、パンうめぇなぁって…」


「そうだな♪」



“俺ノンケなのに…”



「なんか言った?」



何か呟いた秋の声は小さすぎて俺の耳まで届かなかった。



「んや、別に!」



昊どこだろう?お昼一緒に食べようと思ったのにすぐ教室からでるし‥



追いかけようとしたら秋に誘われたし!!


まぁ嫌じゃないから秋と食べてるんだけどね‥だけどっ



せめて場所くらい教えろよな、彼女にくらい!!



‥‥
ヤバいだんだん重い女になってるじゃん俺





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あきゅろす。
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