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ColorfulDays!



「久しぶりやな、りり子ちゃん!(めっちゃ会いたかったで)」

「お久しぶりです!わー!身長伸びましたねー!」

「成長期やからな。これからもまだまだ伸びるで!神子ちゃんも久しぶり!」

「あぁ、久しぶり!四天宝寺がここにいるという事は大阪枠は四天宝寺に決まったんだな」

「せや!今年の四天宝寺は強いで!キャラもみんな濃いしな」

「あはは、それは楽しみだな!」


久しぶりの再会に話しが弾んでる間に少々息切れしている小春さんと一氏さんと財前君が到着した


「謙也君はやーい!」

「せや!無駄な体力使わせんなやアホ!」

「アホとはなんや!一氏!」

「まぁまぁ」


一氏さんと謙也さんの間に入って二人を宥める神子先輩。そんなやり取りを見つめていたら財前君に話しかけられた。



「部活終わったん?」

「うん!今日の練習色々大変だったんだよー!うちの先輩が倒れちゃってさー」

「え!?この大事な時期に大丈夫なん?」


小春さんが心配そうに声を荒げる



「あっ!病気とかじゃなくてちょっとした事故っていうかー身体にはなんの異常もないので(多分)大丈夫です!」

「なら、よかったわー。健康第一やからね。うちの蔵リンなんか常に健康に気を使って健康グッズとか持ち歩いとるからなー」

「ハハ…白石さん相変わらずですね」


小春さんの言葉に苦笑いを浮かべる。去年の合同練習の休憩中にお菓子食べてたら「こんな身体に悪いもん食べたらあかん」って没収されたぐらいだもんね。それぐらい健康にやたら気を使ってる人だった。今でもヨガ続けてるのかな?



「にしても二日連続でりり子ちゃんに会えるなんて嬉しいわー!」

「私もですー!もうずっと東京にいて欲しいー!」

「やだー嬉しいこと言ってくれるわね、りり子ちゃん」


小春さんと手を握り合いながら和やかなムードに包まれていたら、いきなり一氏さんが小春さんと握り合ってた手の間に思いっきり割って入るようにチョップを食らわしてきた


「こら!お前らなに手なんか握りあっとんねん!浮気か!」

「せや!今回ばかりは一氏と同じ意見や!」


何故か謙也さんも一氏さんに便乗して怒っている。そんな二人を見て腰をくねらせた小春さんは茶化すように「いやーん!二人ともやきもちー?」と言い放った。

そんな小春さんの言葉に…


「アホ!な、なに言うとるんや」


と顔を赤くさせる謙也さん。どうやら照れているようだ。


「小春さんモテモテですねー」


こんな素敵な二人の男をメロメロにさせちゃうなんて小春さんってすごい!




「アホか。鈍すぎっスわ」

「ぷっ…!(相変わらずこのやりとりおもしろすぎる…!)」


三人のやりとりを眺めながら呆れた表情で呟く財前君の隣で神子先輩は必死に笑いを堪えていた






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