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ColorfulDays!



「「青学ファイオー!」」


晴天の夏空の下で活気溢れる部員達の声がテニスコートに響き渡る。

全国大会まで後、三日

残された時間に全てを打ち込むように青学テニス部内の雰囲気は男子も女子も熱烈としていた。ちなみに今はお互い全国大会に向けて強化期間ということでレギュラーの男子と女子は合同で練習中なのだ



「ランニング残り1週だ。ビリの人にはぺナルティとしてこの特性乾汁を飲んでもらうよ」



ランニングをしているレギュラーにニヤけた顔で手元に持ってるドリンクをチラつかせる乾先輩。そのドリンクは見るからに異様な雰囲気を漂わせている。



「ぜってぇ飲みたくねぇ!」

「マジ勘弁っス」


見た目通りのヤバイ味なのかあのドリンクの恐ろしさを物語るように表情が青ざめる越前くんと桃。そしてドリンクの恐怖から逃れるように二人は走るスピードを加速させた。



「え…そんなにやばいの?あのドリンク…」



二人の反応に連鎖するように私の顔も青ざめていく

するといつの間にか後ろから追いつかれたのか不二先輩が横に並んできた。



「ふふっ…あれ結構おいしいんだけどな」

「え!?マジですか?あんなヤバそうな見た目なのに?」

「僕は結構好きだよ。あのドリンク」

「一体どんな味がするんですか?」

「それはこのランニングでビリになったらわかるんじゃないかな」

「ほーう。実際に飲んでみたらわかると?」

「ふふっ、そういう事」

「それは遠慮しときます!てか、あのドリンクが好きなら不二先輩がビリになればいいじゃないですか!」

「それは遠慮しておくよ。僕がビリになったらあのドリンクを飲んで苦しんでる人の顔が見れなくなるだろう?」

「(あ、悪魔…)」


そう言って笑う不二先輩に背筋が凍りついて走るスピードを速めた。





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あきゅろす。
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