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inviso firmamento(嫌われた大空)
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 数週間後、1年生の仮入部期間が始まった。
周りの生徒達が騒ぐ中、ツナは青峰と桃井に連れられて男子バスケ部に向かう。
3人が体育館に着くと、案の定バスケ部狙いの生徒達が固まっていた。
彼等はツナ達をちらと見た後、こそこそと話し出す。

『おい! あのガングロって帝光中の』
『キセキの世代の青峰だろ? 桐皇に来てるってマジだったのかよ』
『つうか両側にいる奴らも帝光だよな?』
『マネージャーやってた2人だろ? 男のマネージャーだからあの茶髪は覚えてるぜ』
「こそこそ話してんじゃねぇよ、しかも本人の前で」

青峰が低い声でそう威圧すると、生徒達は入口への通り道を開けた。
3人が入った途端、その目の前に1人の男子バスケ部員が現れる。

「何や何や? 騒がしい思うたら、有名人の登場かいな」

彼はそう言うと、ツナ達に近づいてきた。

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