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大空を守護する者達
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 ツナから送られてきたメールを見て、リボーンは青筋を立てた。
彼はその顔のまま口を開く。

「……バイパー」
「その名前で呼ぶって事は、仕事の頼みかい? リボーン」
「あぁ。 金は弾む……すぐに『嵐』と『雷』と『雲』を連れて来い。 ボロボロでも構わねぇ」

それを聞くとマーモンはニヤリと笑い、すぐに消えてしまった。



 それから数時間後。
彼が3人を連れて来た時、その部屋にリボーンはおらず――代わりにツナがいた。

「あ。 お帰り、マーモン」
「やぁ。 君が処分を決めるわけ?」
「違うよ。 俺はあいつが戻ってくるまでの監視――と、尋問」

言った瞬間、ツナの目つきが鋭くなった。
スカルは声にならない悲鳴をあげ、風は苦笑い。
いつもと何ら変わらないのはヴェルデだけだった。

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あきゅろす。
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