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大空を守護する者達
U 知られてる襲撃
「十代目! 奴らが来まし、た!?」

 慌ててツナの部屋に入った獄寺の視界に映ったのは骸とクローム、そして見覚えの無いハニーブラウンの長髪の少女だった。
しばらく固まった彼だったが深呼吸した後に口を開く。

「絶対バレないっすね」
「当たり前ですよ。 変装ではなく幻術ですから」

骸がそう言うと、少女は大きなため息を吐いた。
直後にゆっくりと口を開く。

「――本当にバレないの?」
「ボス。 昔の声だから、大丈夫……」
「それって昔の声が女みたいって事だよね、クローム!?」

少女――幻術で女性になっているツナは、クロームの発言にいつものように突っ込んだ。

「連れていかれる女性の中に、俺以外に作戦を知ってるのは?」
「ラルとオレガノがいます」
「相手は彼女達の事すら、調べがついていないようなので」
「……抜けすぎでしょ」

ツナがそう言った直後に扉がノックされ、クロームは慌てて幻術で透明になる。

「失礼しますよ」

そう言って入ってきたのは、ウェルキン=スィルナードだった。

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あきゅろす。
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