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大空を守護する者達
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 彼等はしばらく談笑していたが、突然電話がありフィエラは慌てて受話器を取る。

「……あぁ、シャルディアか……本当か!? わかった、皆に伝えておく」

会話が終わったのか、彼はゆっくりと受話器を置いた。
端から聞いていた炎真は心配になったのか、『何かあったのか尋ねる。

「えぇ……ついにうちの女性ファミリーが、ステッラに襲撃されたらしいんです」
「なっ!? あいつらの噂、ガチだったのかよ!」

フィエラが頷くと、ジュリーはため息を吐いた。

「それとボンゴレにも寄ったそうなんですが、綱吉さんを幻術で女性にして忍び込ませる計画を立てているようで――こちらからも幹部を回そう、と」
「なら……アーデルかしとぴっちゃんに頼めないかな? ジュリー」
「わかんねぇ。 ただ、アーデルはやるって言いそうだな」

そう答え、彼は苦笑する。

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あきゅろす。
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