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健闘を祈る。




「っつー耳いてぇー…オイ楓、玉入れどうするよ…俺が出るか?」


「いや、1人最大3種目までって決まってるからダメだ」



和緋はすでに3種目だからもう出れない。

……とゆうかノーコンだから逆に出ない方が良いと思う。




『分かったらさっさと玉入れに出る奴は30秒以内俺様の所に来い!!』



うぜーよあいつ!
どんだけ自己中なんだよ!




「どうしますか楓ちゃん!」


「はぁ…………行って来い颯斗」


「…………………え」


「だ、そうだ雅。さっさと行け」



否応なしに颯斗の背中を押す。

それに便乗して悠達も颯斗をグイグイと応援席から遠ざける。



「頑張れよ雅!!」


「ただの玉入れなんだから大丈夫だよー行ってらっしゃーい」



『あと10秒!!』



「ぇぇええええー!!!」




颯斗は半泣きでカウントダウンを始めたバ会長の元へ走って行った。

あいつでも玉入れくらいできるだろ。



…普通の玉入れである事を祈れ、颯斗。






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あきゅろす。
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