小連載
マギ転生
異世界に転生した夢主が、異世界トリップしてきた逆ハー狙いを追い出す話が書きたい。
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設定。
夢主
シンドリアに拠点を置く貿易商人。
貿易船に乗ってあちこちいろんな国を飛び回ってる忙しい人。
諜報員として王宮に雇われてたりもする。
前世の記憶という名の、原作知識持ち。
元女現男二十歳。
バルバットのスラムで生まれて幼少に貿易商の父とシンドリアへ移った。
腕っぷしは強い。
魔法は使い方が分からないので使えない。
シンドリアを拠点に仕事を展開中。
広い人脈と知恵を駆使して強かに生きる一人の男。
近況として、久しぶりに故郷に帰ったら幼なじみが霧の団とか作っててなんか心配。
酒飲ませて口を緩めさせたら王宮の宝物庫に強盗しに行くとか溢しやがったのでぶん殴ってしまった。
こんなかんじの男がある日、海で漂流していた変な女の子を拾う。
彼女が身に付けているのは見覚えのある民族衣装。もとい夢主の前世の高校のセーラー服。
海の真ん中にトリップなんて可哀相にと思った夢主。
そうしてシンドリアなら彼女も難民として保護してもらえるだろうと、連れて行ったのが間違いだった。
彼女と目を合わせた瞬時、沢山の男が彼女に一目惚れ。
その皆が盲目なまでの恋をして彼女以外のすべてを放棄してしまうという異常現状発生。
実は彼女は自分から望んでトリップしてきた女の子だったらしい。
彼女は目を合わせた瞬時にメインキャラが彼女にメロメロになるという、つまり所詮逆ハー補正というやつを持ってる。
そのへんを夢主がカンづいたときにはもう遅かった。
そんでもって国の王様や将軍が彼女の虜になっちゃったからさあ大変。
政治は放置だわ軍事は放置だわ仕事も義務も放置だわ国は大混乱。
補正が効かなかった女性やモブキャラ達が彼らに目を覚まして貰おうと頑張るが、国のトップは彼女を王宮の奥に囲ってそこから出て来ない。
たちの悪い魔女をどうにか出来ないかと額を突き合わせる魔法使い達だが打開策は見つからない。
夢主もいろいろ頑張るが、意味なく終わる。
そしてとうとう衰退するシンドリアを手中にとロックオンしてきたアルサーメン。
最後にこれはまずいと夢主は痛む頭と最後の手段を抱えて王宮へ乗り込む。
――そんなお話。
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シリアスでいくかギャグで進めるか、どっちでも良いかも。
内容はありふれた話なので意外性は無い。
けどそのせいかオリキャラの設定とかが泉のように湧いて溢れるんだけどどうしよう。
シリアスに進むとしたら悪政に苦しむ民とか戦争の臭いとかいろいろ出した後に、自分の蒔いた種だからと夢主が決死の覚悟で逆ハー女を追い出しにかかる物語になる。
ギャグになるとすれば傍観に徹しつつ日々の仕事をこなしつつ、色ボケた人々を補正から救い出したりする話になると思う。
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