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小連載
リコリス





原作



「まさかおまえ、銀時か!?」

「!?」



すたすた、ガシッ、ぎゅー



「・・・・・・痛い痛い痛い痛い無言で髪引っ張らないで!何!?抱擁のぎゅーじゃなくて毛根死滅させるためのぎゅー!?」

「あ・・・・・・本物」

「あ・・・・・・本物、じゃないよかれこれ5年ぶりの再会がこれ!?私顔忘れられてた!?」

「まさか白ちゃん!?いやあ久し振りだね今まで何やってたの全然変わってないねえ!」

「全部無かった事にしやがった!・・・・・・しかし銀時お前はどこもかしこも大きくなったなあ。でもって可愛くなくなったなあもう銀時君なんて呼べないなあうおおおりゃあああああ!!」

「うわやめろ高い高いとかされて喜ぶ歳はとっくの昔に卒業したからああああッこの上背じゃ足場不安定すぎて怖いだけだってアンタ自分の身長分かってんのか!?ちょっと本気で怖いから降ろして!」

「なんだ、まだお前も18か9歳だろ」

「違うからもう三十路前のおっさんだからていうか5年前じゃなくて15年前だからッもうほんと降ろして正直足が地面に着かないのってかなり怖い!」

「あはははははぁああ話ちゃんと聞いてるじゃないか」

「ぎゃあああああぁぁまた高くなった!?あんたどんな腕力してんだよ30後半のくせしてなんだコノヤロー!行方不明の間にプロレスラーにでもなってきたのか!?」

「げっ、そういや私も40か。地球の時の流れは恐ろしく早いな、まるで夏の夕立だ。でもってプロレスラーは当たらずとも遠からずだぞ」





軽々と子供を扱うように銀時を地面におろす白江。

銀時と言えば「なんか2年後のザキ並みにキャラ変してねーかこの人・・・・・・」とぼそぼそ言っている。




「つか髪伸ばしたの、どしたのロングなんて似合うけど」

「切る暇も無かったいうか、長いほうが客受けが良かったというか、コンビ組む上でそっちの方が良いってプロデュースされたというか・・・・・・」

「?ダンスチームでもつくったのかよ聞いてないよー」

「うん。君の先生と」



「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」



「銀ちゃんの先生?」

「寺子屋にでも言っていたんですか?銀さん」





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あきゅろす。
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