小説 A僕も… 家に着いてからも、僕は条の事で頭がいっぱいだった。 自覚してしまった気持ち。異性ではなく同姓。 条…腕が凄く長かったな。綺麗に筋肉がついていて… 茶色の瞳がトロンとしていて綺麗。 切れ長で…見つめられるとドキドキするんだ。 いや、皆そうなるだろうなぁ。 条は男女ともに憧れの的だもん。 髪の毛はアッシュぽい赤みの無い明るすぎない茶髪。 少しハーフのような顔立ちだよね。 僕とは違う。逞しくて綺麗で格好良い条… なぜそんな人が僕を… あっ 明日からどんな顔をすれば良いんだ? あまりに恥ずかしくて枕に顔を埋めた。 顔…赤くならないと良いけど。 僕たちは一般的には両想いってやつなの? じゃあこの先どうした付き合いをしたらいいの… 何にも解らない。 解るのは…明日からの僕たちの関係は今までとはちょっと違うとゆう事。 ねぇ条… じつは僕も初恋なんだ… [*前へ][次へ#] [戻る] |