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世界が終わるその時まで
無茶しないで





最近よく恭弥さんに会う

その度に俺は近寄って挨拶をする



それだけで終わってしまうけど、今はそれでいい

いつか近付けるときが来るよ










風紀委員に怪我人続出



骸が・・・来た










俺は恭弥さんを止めることはできなかった


恭弥さんは1人で乗り込み、帰ってこない

理由は分かっている



助けにいくんだ






ようやくXグローブも手に入った

骸との再開がこんな形になって悪いと思っている

骸はなんだかんだ俺達を援護してくれた



「・・・ごめん」



手で骸の顔面を押さえながら呟く

骸には聞こえなかったみたいだった




ヴィンディチェに連れられていく骸たち

今はそれを見つめることしかできないが

いつかお金をためて出してやろう









「恭弥さんしっかり!」



他の者たちより、酷い怪我を負っている


病院に運ばれた後、俺はずっと恭弥さんが目覚めるのを待った




さすが恭弥さんというべきだろうか

あっという間の回復力

目が覚めるのも早く、もう普通に不良たちを粛清している



まだ傷が治ったわけではないので、その度に俺が止めに行く




昔も今も変わらない姿を見るとほっとする














だけどね恭弥さん












無茶しないでください






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あきゅろす。
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