世界が終わるその時まで
分からないこと
沢田綱吉。
なぜかいつも目で追ってしまう
他の奴等と群れているとイライラする
今日は君が屋上にいることを知って、僕も屋上へ出た
君ってそんな風に呼んでいたんだ
君に呼ばれるのは悪くない
「君、名前は?」
知っている。沢田綱吉だろう?
君と僕は初対面
いきなり名前を呼んで悪く思わないだろうか
君の隣にいたい
僕は狸寝入りをした
そしたら君は分けの分からないことを言うんだ
「恭弥さん、先に逝ってごめんなさい」
逝くって誰が?
君はここにいるじゃない
ほら今だって僕にキスしたじゃないか
分けの分からないことを言う君は嫌いだよ
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