エッチな快斗(裏夢小説)
欲しくて欲しくて


「こんばんはお嬢さん」


全てを見透かしたような笑みだけが雲から抜け出した月の光で照らし出される


「こんな夜に何故泣いてるんですか?」


由香の顔を覗く


「か……怪盗キッド…?」


「はい。」


そっと由香の頬に触れようとする


「ちょっ!触らないで!!」


パッと手を払いのける由香


「…泣き声が聞こえたので、気になって来てみたら貴方が」


そう言うと由香の頬の涙を手で拭う


「誰の為にそんな顔をするんですか?」


「誰の為?…何でそんなこと…貴方にわかるのよ」


快斗への愛と悲しみをキッドに向ける


「さぁ…なんでかな?でも分かっちゃうんですよ、そんな男は止めてしまったらどうですか?」


「ありえない。。快斗以外なんて…考えたくもない。私は快斗が欲しくて欲しくてどうしょうもないの」

真っ直ぐ前を向きキッドに言う由香…


キッドは悲しんだ表情も見せず、由香から離れる


むしろうれしそうだ

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