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リズは、また食糧探しを始めた。

正直、食糧はちゃんとある。
だから、見付からなくても平気だけど、リズは気晴らしに、よく森へと探しに来る。


私が小さい頃よりも、弾圧は酷くなっている。
リズにとって、こうゆう時間は、気持ちを整理するためにも大切なのかもしれない。


「ねぇ、エルシー」
「何?」
「エルシーは、ジンが好きなのー?」


リズはさっきと違い、ニヤニヤとしていた。


「ジンは、私の大事な友達だよ」

私はそう言って笑った。

「どうして?」
「ジンに聞いて来いって言われたー」
「やっぱりね」

ジンは21歳で、最近成人した。
3年前、ジンとジンの師匠が、私達の"群れ"に加わった。



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あきゅろす。
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