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雪屑のエスカレーター



目が覚めると、そこは見知らぬ部屋だった
私はその部屋のベッドに寝ていた。

辺りを見回すとベッドサイドのテーブルには、写真たてと手紙が置いてあった。

手紙を開けてみると

【津軽七美様へ
新しい世界と部屋はどうだ?。
後、混乱していると思うから、状況を説明するな
今お前はこれから暮らす俺が用意したマンションにいる
それと俺が明日から通う学校は氷帝だ
金の心配は無用だ月に40万程度振り込むからな
………おまけだか弟(瑠樹)の写真を持って来といたからな。
じゃあな、よろしくやれよ───神様より】


勝手に放り込んだ
まず私、一切行くなんて言ってないのに

仕方がない、何とかしよう

嗚呼、しかも氷帝か
あの上から目線の部長とか、関西弁の眼鏡の人とか、飛び跳ねる子とか…その他

が居るんだろうな…。


でも私なんてこの世界でもモブだと思うし、関わらないだろう。


そう思って私は明日に備えて眠りについた。




2014/2/12[Wed]

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