山本攻略マニュアル
タイプを聞かれて相手の特徴をいった(スク山)
プルルルルル……
ボスがあまりにも書類を片付けねーもんだから代わりに俺が書類を片付けてると、見知らぬ電話番号から電話がかかってきた。
「あぁ゛ん!?誰だぁ!?」
≪よ、俺だぜ!元気にしてっか?≫
…………声とバカっぽいしゃべり方からして刀小僧だった。
「俺ってオレオレ詐欺かぁ!?いまどきはやんねーぞぉ!?」
≪あ、わりーわりー。山本武だぜ≫
「で、何の用なんだぁ!?ってかどこでオレの電話番号を知ったぁ!?」
≪小僧にスクアーロの好きな人のタイプを聞いて来いって言われてな。電話番号も小僧に教えてもらったんだぜ≫
「………………………………………。(アルコバレーノぉ、余計な事しやがって……)」
≪で、スクアーロの好きなタイプってどんなんなんだ?≫
そんなの言えるわけねぇ!!!ここは何とか誤魔化さねぇと……!
「その前にてめぇのタイプを教えやがれぇ!」
≪うーん……髪の毛が長くてきれいで強気で剣技がうまくて誇りを大事にする奴かな?俺的には銀髪っていいと思うぜ≫
まさかの不意打ち。
「〜〜〜〜〜っ!!!!//////////////(なんだぁ!?俺のことなのかぁ!?これはさりげなく告白してたりすんのかぁ!?)」
≪なぁなぁ、スクアーロはどーなんだ?≫
「俺は、てめえみたいな奴が一番大っ嫌いだぁっ!///////」
ブチッ!(電話を切る音)
「しししっ、スクアーロは素直じゃねーな」
「そんなに顔真っ赤にして僕らからしたら、なかなかの見ものだったよ」
「スクアーロったらかわいい所もあるのねvV」
「俺はボスにしか興味はない」
「レヴィ、カス鮫と共にかっ消えろ」
「てめぇら好き勝手言ってんじゃねぇ!そんな暇があったら書類片付けるの手伝えぇ!!!!」
(明日は俺から電話かけて、今日の嘘を訂正させてもらうからな!)
確かに恋だった
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