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アンタとオレの関係
一緒にお風呂 -01

一気に増えた人の気配で目が覚めた。


蒼太の膝枕(え、いつの間にしてもらってたんだ!?)から身体を起こし、入ってきた2人を見た途端、







盛大に腹が鳴った。








余りのことに一瞬静かになったが、次の瞬間には俺以外が大爆笑。



ひでぇ。



健ちゃんなんて「遼さまカッコイイ!って言ってる奴らに教えてやりたいぜ」って目に涙を浮かべて笑ってた。



もう一度言う。ひでぇ。



それからみんなでご飯食べて、俺の部屋にあるゲームをやり始めた。

けど、あまりの眠さに俺は離脱。

とりあえず風呂に入った。






風呂場の全身鏡で自分の身体を見たとき、また気分が悪くなった。


数は少ないものの、肌に残る無理矢理な行為の痕。



午前中のことを思い出して、触られたところをしつこく洗った。













どれくらい経っただろうか。


風呂場の扉を乱暴に開ける音がした。



何勝手に入ってきてんだよ、と言おうとしたのに、侵入者である蒼太の表情を目にしたと同時に言葉は喉の奥へと引っ込んだ。





蒼太、なんで泣きそうなんだよ、お前?



蒼太は服を着たまま風呂場に入ってきて、無言で俺のスポンジを奪った。


そのまま、身体についた泡を流されて、俺の身体がよく見えるようになった。




「っ! なにやってんだよバカ! 真っ赤じゃんかぁ……」


泣きながら、蒼太が俺の身体を撫でる。

どうやら傷になっていないか確かめているらしい。


「頭は?」

『これから』

「じゃあ、僕も一緒に入る」

『………は?』

「いいでしょ?」



まぁいいけど。



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あきゅろす。
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