アンタとオレの関係
-02 ※
ああ。なんかデジャブ。
「だからおとなしくしてなよ」
『いいですって。自分でしますから』
「ここは年上の言うことを聞いておくものだよ」
その年上がどうやら変態のようだから問題なんだよ!!
会長のせいで前も辛いが、後ろの異物感はさらに嫌だ。
この異物を早く取りたいのに、目の前の変態は「イかせてあげる」とか言っている。
同じ男にイかされてたまるか!
それに、今現在の最大の課題は後ろの異物の撤去なんだよ!
ついに会長は力わざに出た。
無理矢理、下肢を暴かれる。
『な…っにしてんだよこの変態! 見んじゃねぇ!!』
言葉遣いとか。もう気にしていられない。
「……………後ろにも入っていたのか。辛かっただろう。今すぐに抜いてあげるからね」
自分でやれます!! という俺の言葉は聞こえないらしい。
会長が手を俺の下肢に延ばしたのが見えた後、ゆっくりと異物が動くのがわかった。
『くっ! ぅ…………ん。ん……ん。』
排泄感が気持ち悪い。
「遼くん、そんなに締め付けないで。動けない」
『っなこと言われても! ん……ハァ…』
「まだまだ残っているはずだよ。ホラ頑張って」
そう言って、会長は俺の分身を扱きはじめた。
『や! は…なせ! あ…ぅ』
「こうすれば後ろの力は抜けるだろう」
『ん! あぁ…ん! ん…!』
「……感じてる遼くんて、すごくカワイイね」
『か…わいく……ぁん、ないぃ……』
ズルッ
『ハッ…ァ…ハッ…ァ…』
「無事抜け「何してやがる裕行」………夾?」
声のした方を見てみると、殺気を纏った魔王がいらっしゃいました。
え、よりによってコイツかよとか、今の俺、戦闘不能なんだけどとか、なんでコイツいんのあー生徒会役員だっけかとかいう前に。
最悪な場面見られたああぁぁぁああああ!!!!
◆◇
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