山茶花の小説
3000HITリクエストでロスカノ その2

「いや、今日が提出の期日だということは知っていたのだが、余りの書類の量に途方にくれて居た所へお前とサガが入って来たので、とっさに隠れてしまったのだ」
「別に隠れなければならん事もないだろう」
「だって、絶対お説教を喰らうと思ったのだ」
 アイオロスの言い草に、お前は子供かと返そうとしてホントに14歳の子供だったのに頭を抱える。

「確かにサガの説教はうっとおしいだろうが、シオン様のお小言にくらべりゃ格段にましだろう」
 なんせ、ちゃぶ台返しつきだ。くすくすと笑うカノンをまぶしそうに見詰めていたアイオロスは、カノンの手を取る。
「さっき、サガにキスされてたカノンは可愛かった。ほっぺた赤くしてポーとしててさ。」
「見てたのか///人が悪いぞ、アイオロス」
頬を染め照れくさそうにしているカノンに、アイオロスが詰め寄る。
「あんまり可愛かったんで、思わず勃ってしまった。責任を取って何とかしてくれ」
 カノンの手を自分の昂まりに触れさせる。
「お・お前…なんで俺が。こら、そんな物触らせるな」
「そんな物とは酷いな。この間はこれでたっぷり可愛がってやったじゃないか」
「おい…///」
「可愛い声であんあん啼いたのも覚えてないのか?」
 カノンの体を抱きしめ、尻を弄りだす。抗議をしょうと開いた唇にむしゃぶりつく。
 息が上がり朦朧として開放される頃には、下穿きも脱がされ蜜孔に指まで入れられていた。
「…アイオロス…ほんとうに勘弁してくれ。こんなとこ、サガに見られたら…」
「大丈夫、要は見られなきゃいいんだから」
 いつの間に塗られたのか、たっぷりと油薬を塗りこまれた蜜孔はきゅうきゅうとアイオロスの太い指を咥えて締め付けている。
「お前だってほら、こんなになって…」
 アイオロスの愛撫にすっかり形を変えてしまっているおのれを見せ付けられて、悔しそうに唇を咬む。

「だったら、とっとと済ませろ!それと痕は残すなよ!」
「了解」
 返事が終わる前に片足を抱え込まれて、アイオロスの怒張した男根が挿ってくる。色合いこそまだ幼いが、形・大きさとも並みの大人以上の物がカノンの蜜孔に捻じ込まれていく。
「くっ…うぁぁっ」
 アイオロスの肩口にしがみついて、圧迫感と異物感に耐える。いくら指で慣らされているといっても、最初に挿入される時はどうしても不安で一杯になる。

「カノン、動くぞ」
 最初は慣らすようにゆっくりと、次第に若さに堪えられずに激しく腰を使い出す。立ったままの不自然な体位で貪られてカノンはアイオロスの背中に回した手に力をこめた。
「可愛い…可愛いぜカノン」
「くぅっ…」
 耳の中を舐められてカノンの背中がすくみあがる。濡れた舌に耳孔を責められて、全身が痙攣する。
「カノンは耳が弱いのな。耳を舐められるだけで、きゅうきゅうに締め付けてくる」
「いや…耳は…もういやだ」
 顔をアイオロスの肩に押し付けたままイヤイヤと頭を振る。

「やだよ、可愛いのに。」
 アイオロスはカノンの、残されたもう一方の片足も掬い取り両脚とも抱えあげてしまった。
「ひぁっ」
 支える物を失ったカノンは勢いアイオロスの体にしがみつき、一層深くアイオロスのいきり立つ男根を咥え込むことになった。
「うあっ」
 カノンの喉から苦鳴がもれる。

「ほら、もっとしっかりしがみ付かないと落ちるぞ」
「アイオロスっ!」
「ロスでいいぜ。ほれ、言ってみ」
「ロ…ス」
「よく言えたな、コレはご褒美だ」
 思いっきり突き上げられて、カノンの体が仰け反り高い嬌声を上げる。
「おいおい、気持ちいいのはわかるが、余り大きな声を出すとそれこそサガに気付かれるぞ」
 カノンの体が眼に見えてビクリとすくみ上がり、蜜孔が熱く熱を持ちひくひくと蠢きだす。

「お前、見られたいのか…14も年下の男に突っ込まれて、自分から腰振ってよがり狂ってるとこを」
「ちが…そんなことしてな…」
 そうかな?と囁きぐっと腰を入れる。ヒッと小さく悲鳴を上げてしがみついてくるのを抱きとめて、最奥を捏ね繰り回してやる。
「口ではそんなこと言ってるけど、お前の此処は俺のに喰らいついてきゅうきゅうに締め上げてくるぞ。ほら」
 カノンの尻肉を掴んで広げゆっくりとカリ首まで引き抜いてから、ちゅくちゅくと入り口付近を虐める。物足りないのとじれったいので、カノンの腰が淫らに動き出した所で一気に最奥まで蜜孔を穿つ。
「ひぁあぁ」
 体を仰け反らせ一際高い声で啼いた。

「おいおい、ホントに聞こえちまうって。もし見られたりしたら口さがない聖域のすずめどもに何を言われるかわかっているだろうに。」
 
 不安げな瞳で見上げてくるのが、つい可愛くて虐めてしまう。不安で怖くて、自分を頼ってくれるようになってしまえばいいとアイオロスは思った。 
 

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あきゅろす。
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