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※ギャグ調

ノイトラが無理矢理連れてきたそこは“カラオケ”だった。私は歌を歌うのが下手糞だからただノイトラが歌ってる隣でジュースを飲んでいた。あーあ、楽しそうだな。私も歌上手かったら思う存分歌うのにな、とジュースを飲み続ける。

「歌えよ」

そう言ってマイクを渡された。
ちょ、待て、ノイトラさん。私は無理矢理連れてこられたわけで歌う義務など無いではないか。

「嫌だよノイトラ、それに私歌える曲が無い」

知ってる歌など無い。
あるとしたらボカロ系ぐらいだろう。

「いれといたから安心しろ」

そう言って画面を指差すノイトラ。
そこに表示された文字。
“magnet”
はい、ふざけんなー。

「俺がルカのとこ歌うかいででででででで!何しやがンだ!」

私はマイクをノイトラの口に押し込んでボックスを出た。

歌えるかっつの!
色んな意味で。

カラオケに行く/すみませんごめんなさい@薄雲

20110525


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