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「まぁいい。それで気分はどうだ? 気持ち悪くないか?」

「え。......きぶん?」


気分は別に。少し身体がだるいだけで、なんで倒れたのか不思議なくら......、って。あっ!


「冬至っ! 俺、さっき転校生にあって」

「あぁ、わかってる。親衛隊のやつらには今反省文をかいてもらってる。実質的な被害は、......お前だけだしな。転校生はお前が倒れたのをみて逃げだした。」

「逃げた? 逃げたってどこへ」






「ーーーー桜庭っ!」






突如、すごい勢いで開くドアに重なる声。

一瞬聞き間違いかと思ったが、おそるおそる動いた視線は変わらない彼の姿を捉えて。



「かいちょう、」



なんで、ここに。

まさかあの転校生。生徒会室に駆けこんだんじゃ。





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