神よ、ありがとうと許してください(6000hit記念作品・なのフェイ)
姉妹パロです。苦手な人は逃げてー!
大丈夫な方は下からどうぞ↓
「ただいまーっフェイトちゃん!」
「あ、お帰りなさいなのはお姉ちゃん」
バイトから帰って家のドアを開ければ、私の可愛い妹が出迎えてくれた。
私は高町なのは十九歳!大学生でケーキ屋さんのバイトをしている。
妹のフェイトちゃんは十五歳の中学生。文字通りの美女で、姉の私も鼻が高い。
「バイトお疲れ様っ。ご飯先に食べちゃったんだけどお姉ちゃんは…」
「私も外で済ませてきちゃったー」
「そっか…外食はあまり体に良くないから、できたらでいいんだけど家で食べてくれると嬉しいな…」
上目遣いで心配そうにいうフェイトちゃん。
なのはは今にも溶けてしまいそうです。
その後、お風呂を済ませ、自分の部屋にいけば、時計の針がもう寝る時間をとっくに過ぎていることを差している。
私も睡魔に早く早くとベッドへとせかされているようだったので、吸い込まれるように布団の中に潜り込んだ。
外ではちょうど激しい雨が降ってきた。
集中豪雨なのか雨音は激しさを増していくようだったが、それ以上に眠たい私には関係なかった。
不意に目が覚めた。
時計は先ほど寝た時刻から一時間ほどしか経ってない。
コンコン。
外の雨は相変わらずの激しさだったが、部屋のドアを叩く音が微かに聞こえた。
私はまだ意識がはっきりしてないままドアへ向かう。
「はーい…?」
「お姉ちゃん、私だけど…」
声を聞いた途端、一瞬で目が覚めた。
「ど、どうしたの…?」
とりあえず、動悸を抑えながら聞く。
「あ、あのね、外の雷が、その、怖くて…」
「…一緒に寝たいの?」
「い、いいかな?」
何この可愛い生き物!?
ああ、神よ!こんなにも素晴らしい妹を私に授けてくださりありがとうございます!
私は心の中で天に腕を広げた。
「いいよ、おいで?」
「う、うん!」
フェイトちゃんを部屋に招き入れ、一緒にベッドに入る。
「大丈夫?フェイトちゃん」
「だ、大丈…」
ピッシャーンッ!
外の雷が地響きを立てながら部屋を白く照らした。
「ひゃあぅぅっ!?」
「ふぇっ!?」
フェイトちゃんがびっくりして私のパジャマを掴んだので、私もびっくりして変な声を出してしまった。
「こ、怖…っ」
フェイトちゃんの肩は震えていた。
気がつくと、私はそっとフェイトちゃんをそっと抱きしめいた。
「ふぇ…?」
「…ほら、お姉ちゃんがこうやってフェイトちゃんを雷から守ってあげるから安心して眠って」
「ほ、本当?」
「うんっ本当!」
しばらくして、安心したのか腕の中のフェイトちゃんの瞼が徐々に下がってきている。
「…お姉ちゃん…」
「んー?」
「ありが、とう…」
「…どういたしまして」
「あと、ね…」
「なぁに?」
「お姉ちゃん、大好き、だよ…」
「…っ!?」
そう言うと、フェイトちゃんは小さな寝息を立てて寝てしまった。
残された私はというと、目はギンギンに覚めてしまい、朝まで寝ることができなかった。
ああ神よ、この妹への邪な想いをどうぞお許しください!
願わくば、この先ずっと妹と一緒に…。
end
あとがき
書いてる途中でこんな15歳いねぇよってことに気がつきました。(何
…反省は、してない、です。
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