神様の言う通り!
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「ねぇねぇ」
神楽がチンコから口を離した。
誰がやめていいって言ったんだ。
「なーに」
一応答えてやると、神楽は「高階も俺の舐めてよー」とありえないことを言ってきた。
「……いいけど」
「え、いいの?」
「失神しても知らねぇよ?」
「えー!怖いよ高階!」
「俺の口に入れたが最後、お前はもう…」
「ぎゃーぎゃー!やめとく!」
アホかコイツ。フェラなんてしたことねぇし、したくもねぇよ。
神楽のアホさに萎えそうになったので挿入することにした。コンドームをつけて、神楽を四つん這いにさせる。
「んっ……はぁっ…」
神楽はいい加減慣れてきたみたいで、いれた時に痛がることもなくなった。あの拷問に耐えてますみたいな表情は傷つく。俺のプライドが。
「あーやっべ気持ち良い…」
「高階っ……あ、んっ!あぁっ…」
とにかく今は大違いだ。
男相手だろうとここまでよがらせる自分のテクニック……我ながら惚れ惚れする。
正常位に換えて腰を振っていると、神楽のモノから白い液が出てきた。
「うぉっ……神楽、なーに触ってもねぇのにイってんだよ?」
「んっ……んんっ…」
神楽が恥ずかしそうに横を向いた。
綺麗だな……とか思うのは、俺もアホになった証拠なのか?
「俺が触るまで待てなかったの?」
「……うん…」
可愛い奴め。
すっかり俺の虜なんだな、神楽は…
「あ、俺もイきそう」
「んっ……あぁあっ…」
「神楽、イく…」
そういや、これも神楽の特徴の一つだ。
なんだかんだで快楽主義なところ。俺とそっくりだ。
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「神楽、帰るぞー」
「あっお待ちなされ!」
翌日の放課後。神楽は市早となんか話してたみたいだ。
市早っつーのはうちのクラスのインテリ担当。その割に偉そうでもないから俺は結構好きだ。
「じゃあね!市早くん、ありがとー」
「構いませんよ。高階さんも、さようなら」
「おう」
神楽に市早と何を話してたか聞くと、神楽はいやに嬉しそうに笑った。
「秘密だよー!気になる?」
「いや、別に」
「そっかぁー」
神楽が残念そうに俯いた。
気にしてほしいのか……?
「そういうわけじゃないけど……でもちょっと気にしてほしかったかもー」
「なんだそれ?そんな小さいこといちいち気にしねぇよ……それに、俺にそんな資格ねぇの知ってるだろ?」
なんとなく浮気を疑ったり嫉妬したりするのは卑怯な気がしてる。どう考えても浮気の可能性あるのは俺だし、嫉妬はされる方専門だ。
付き合う相手が神楽だって、それは同じことなんだけど…
「高階は寂しいこと言うんだねっ。それに素直じゃない!」
神楽は俺の言ったことがわかったのかわかってないのかこんなことを言ってきた。いや、なんとなくわかってるんだろう。
この心の広さは、コイツの一番良いところだ。
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