[携帯モード] [URL送信]

黒バス
幻の6人目1


生憎の空模様の中、俺は練習に参加することもできず、無性にイライラしていた。

「(退院はしたけど、ギプスは付いてるから練習なんてしたら悪化するに決まってる。けどさ、けどさ……。)」

それぞれストレッチをしている彼等を見ると、動きたくなってくるわけで

「(………くそぅ。)」

行き場のない感情は、表情として表に出た。

「(うわ〜…。すっごいやりたそう……。)」

イライラムズムズしている白栖を、相田は横目に見ていた。

「ロード削った分練習時間余るな…どーする?カントク。」

訪ねた日向に相田は少し考え、こう言った。

「(一年生の実力も見たかったし......)ちょーどいいかもね。5対5のミニゲームやろう!一年対二年で。」

そうして、一年対二年のミニゲームが始まった。
もちろん俺は見学。不愉快極まりない。つまんない。

仕方なくミニゲームを見守ることにしよう。






[*前へ][次へ#]

11/13ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!